田中農園の田中 一郎さんとは、開業前から知り合いです。松本市内の農家の直売所で話しかけてもらったのが最初でした。今は週に4〜5回、朝8時前後に野菜が届きます。届いた野菜を見てから、その日の料理の細部を決めます。

田中農園の野菜の特徴

田中農園は松本市郊外で約1.5ヘクタールの畑を持ちます。農薬は最小限、肥料は自家製の堆肥を中心に使っています。品種の選び方が独特で、市場に出回らない在来種や固定種を多く育てています。特にトマトは毎年違う品種を試していて、同じ「トマト」でも年によって味が変わります。

当日仕入れの実際

朝8時前後に届く野菜は、前日の夕方に収穫されたものです。冷蔵庫に入れる前に使い切ることを原則にしているので、届いた量がそのままその日の仕込み量になります。多く届いた日は前菜を一品増やすこともあります。少ない日は量を調整します。メニューが毎週変わるのは、この仕入れの結果でもあります。

農家との対話が料理を変える

田中さんは野菜を届けるとき、必ず一言添えてくれます。「今週のズッキーニは少し大きくなりすぎた」「このトマトは昨日の雨で少し水っぽい」。その情報が料理の判断に直結します。水っぽいトマトはソースに向いている。大きすぎるズッキーニは薄切りにしてグリルする。農家の言葉が、その日の料理の設計図になります。

直売所でも買える

田中農園の野菜は、松本市内の直売所でも土曜の朝8時から販売しています。Dapple Moor Havenで食べた野菜を家でも使いたいという方は、直売所に行ってみてください。田中さんに「Dapple Moor Havenから来た」と伝えると、その週のおすすめを教えてくれます。

田中農園の野菜を使った今週の料理は、今週の黒板でご確認いただけます。毎週月曜日の夕方に更新しています。